アドラー心理学で転職の一歩を踏み出す
以前働いてた会社の20代の先輩は、「辞めたい」「他の仕事にも興味がある」といつも言っていました。
僕は自分の経験も踏まえて転職活動について色々教えましたが、その先輩は何もしないまま僕が転職してお別れすることに、、
その先輩が転職をしない理由によく「親が,,,」という言葉が出てきました。
親は関係ない
「今の会社に入社して親が喜んでくれてる」
大企業に入社したら大体の親は喜ぶし、将来安泰とか腑抜けたことを言うのでしょう。
そんな親の喜ぶ姿を見てしまったら、「頑張って働かないと!」という気持ちになるのは分かります。
親孝行っぽいし転職しないまともな理由とにも聞こえます。しかし、それって自分で都合の良い言い訳をつくってるように思います。
アドラー心理学で有名な”嫌われる勇気”では、外出できない引きこもりの登場人物について以下のように書いてあります。
・「不安だから、外に出られない」のではありません。順番は逆で「外に出たくないから、不安という感情を作り出している」と考えるのです。
「不安だから、外に出られない」:原因論
「外に出たくないから、不安という感情を作り出している」:目的論
先ほどの先輩については以下のように当てはまります。
「親が悲しむから、転職できない」:原因論
「転職したくないから、辞めたら親が悲しむだろうと考えている」:目的論
そしてアドラー心理学では原因論で物事を考え続ける限り、一歩も進むことができないとされています。
転職しないための原因論はいくらでもあげられます
・経歴に傷がつくから、転職できない
・給料が下がるかもしれないから、転職できない
・周りに逃げたと思われるから、転職できない
もしこんな風に考えているとしたら、行動しないための言い訳を無意識につくっているかもしれません。
アドラー心理学の目的論はこんな考え方もされています。
これまでの人生になにがあったとしても、今後の人生をどう生きるかについてなんの影響もない
過去を後悔したり、将来について考えたりしても無駄です。今だけを考えて生きた方が幸せかもしれません。