貯金ができたらスパッと辞める
社会人になりたての僕は今よりもステレオタイプな人間で、お金に関しても厳しく考えていました。
手取り18万程度から家賃6万5000円、奨学金や食費、スマホ代などその他諸々...
遊べるお金はあまりないにも関わらず毎月5万円は貯金をしようと頑張っていました。
そのためにあまり遊ばずに物欲もできるかぎり抑えていました。
仕事だけじゃなくプライベートでも我慢を続けたことが自分を追い詰めていた気がします。
稼いだお金は使う
会社員は労働の対価としてお金をもらっています。そのお金を無理して使わないのは働いている意味を感じづらくなるのかもしれません。
「いつもはスーパーカップだけど今日はハーゲンダッツ!」くらいの超プチ贅沢くらいは許しましょう。
と当時の僕にいってあげたいです笑
最近のドラマの「健康的で文化的な最低限度の生活」を見ていた時、遠藤憲一さん演じる元生活保護受給者が給料日にビールを買うというシーンが印象的でした。
作中では「ビールを買うなんて贅沢、、いいのかな?」みたいな躊躇するシーンには共感する人が多いと思います。そのくらい僕らは必要以上にお金を使うことに後ろめたさを感じるのでしょうね。
貯めてから辞める
僕は切り詰めた生活をした結果、10ヶ月の勤めで70万程度は貯まっていました。自分でもびっくり!(ボーナスは5万円でした...笑)
1社目は次の会社が決まってない状態で辞めたのですが、「貯金あるから生きていける」という感じでした。
実際に70万あれば数ヶ月は生きていけたし、この経験から「10万あればとりあえず生きていけるな」という金銭感覚も身につきました。
よく次を決めずに辞めるとヤバイとか言いますけどそんなことありません。空白期間があると経歴に傷がつくとかどうでもいいと思うんです。
前回の記事で紹介した本にはこんなことが書いてあります。
・会社にいながら考えた退社後の道筋は、しょせん会社勤めの現状の延長線上にすぎません。
・「会社を辞めた後のことは、辞めてから本気で考えよ。そして本気で行動せよ」
スパッと辞めた方が、新しい景色が見えたりするため自分の本当にやりたいことにも気づきやすくなるようです。
なので、生活できる程度に貯金したらスパッと辞める!という目標で今を頑張ってもいいかもしれません。