コンタミブログ

なるようにしかならない人生

まったく当たらないスピリチュアル女子に出会った

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最近不思議な子に出会った。霊感的なものがあるらしく、その人の過去や悩みを体に触れただけでわかるようだ。ちなみに僕は根っからの理系人間で非科学的なことはあまり信じない。

 

占いとかはその人の身なりを見て背景を予想し、統計的に多いことを当たり障りのないように伝えていると思っている。

 

それでも本人は真面目にその能力について話すのでやってもらうことにした。まずは手を握り、何かを念じているように見えた。僕の体内から何かを吸い取るかのような迫力だ。これはもしかしたらガチなやつかもしれんと思った。

 

そして手を離してから彼女はそっと話し始めた。

 

 

スピ子小さい頃はサッカーとか野球とか外でよく遊ぶ子だったでしょ?

 

:ううん。そうかなー?

 

僕(心の声):ん?違うぞ?ゲームなどして部屋にこもって遊んでいたタイプだ。サッカーや野球はスポーツの中でも嫌いだし、ていうか運動自体あまり好きではない。社会人になってからも特にやっていないし、なぜサッカー・野球が好きだと思ったんだ?

 

スピ子別れた元カノは茶髪のミディアムヘアだったよね?

 

僕:そんな感じだったかも。。

 

僕(心の声):えーと、、違う。元カノは黒髪のショートカットだ。髪はむしろ染めたくないタイプだったし、ロングの時代はあっても中途半端なミディアム時代だけは存在しなかった。なぜ唯一やってないミディアムだと思った?

 

 

スピ子:その元カノとは自分の時間が拘束されるのが嫌でさー、君から別れ話をしたでしょ?

 

僕:そうだったかなー?

 

僕(心の声):違う!!!むしろあの頃の僕らはお互いの時間を尊重していた。というのも遠距離だったから時間を拘束することは物理的にできない。別れ話なんて2分の1の確率で当たるのになぜハズした?

 

スピ子:今の仕事なんだけど、、、

 

僕(心の声):頼む。。そろそろ当ててくれ。。。こっちが辛い。

 

スピ子:同じ職場に合わない人がいるでしょ?

 

僕:いる!

 

僕(心の声):ついに当たったぞ!!あの女性の上司が苦手なんだ。機嫌の浮き沈みが激しいし、裏表がすごそうで警戒しちゃうんだよね。。

 

スピ子:ちなみにその人は白髪混じりの中年男性だよね?

 

僕:。。。

 

僕(心の声):うぉぉぉおいいいいい!!!!!!!!vんふbなfんfばl。ちなむな!

なんで????!!!!!なんでお前はとことん外すの???!!!!!てか白髪混じりの気の合わない人なんてどこにでもいるよね???!!!fマジで、スピリはvlfないj;bぉjflbねいfじゃんlfb。

 

 

そこで彼女は体を伸ばして、お茶を一口飲みいつもの口調に戻った。

 

スピ子:はあー、疲れた。。この能力すごく体力使うんだよね。。あっちの世界の人に自分もってかれそうな状態になるからさ。

 

僕:そうなんだ。なんかごめんね?ありがとう。

 

スピ子:ちなみに未来のことも少しわかるけどやってみる?

 

僕:ありがとう。けど今日は遠慮しとくよ。

僕(心の声):二度と会わない。